9月20日京王プラザホテルにおいて全日本空手道剛柔会・山口宗家協賛による「会祖山口剛玄先生 生誕100周年記念行事」が開催された。
午前中に同ホテル「あけぼの」にて、永年に渡り剛柔流空手道を精進された師範各位に剛柔流空手道山口宗家より表彰状が授与され、当会理事長の坂本喜平氏が各師範を代表し、謝辞を述べ厳かに式典が執り行なわれた。
記念すべき山口剛玄先生生誕100周年の祝賀会は「エミネンスホール」にて行われ、全日本空手道剛柔会祝賀会の役員・会員、国際空手道剛柔会の役員を始め空手道関係者300名以上がお祝いに訪れ盛大な祝賀会となった。
暗転の中、スポットで照らし出された徳光和夫氏の見事な司会進行のもと、本年の全国大会でベールを脱いだばかりの剛柔会特定型「黄龍」が山口剛史会長によって献納された。幻想的な照明音響の中、まるで龍が地を這うような気迫ある型に一同息を呑んだ。
司会者の進行に加えて演出効果は素晴らしく、下ろされていたスクリーンが一斉に上がり、暗い雰囲気の会場が一変し、窓からの自然光が心地よく会場内に降り注ぎ会場を和ませていていた。
これまで公開されていなかったフィルムが修復、編集され、剛玄先生の秘蔵映像も公開された。スクリーンに映し出された山口剛玄先生の迫力と温かみある人柄が伝わって来る貴重な映像を見ることが出来た。参加者は空手道談議に花を咲かせ懐かしく楽しいひと時であった。当会副会長の菊池広正氏の閉会の言葉をもって華やかに幕を下ろした。
全日本空手道剛柔会 事務局発