平成28年4月24日 全日本空手道剛柔会 「師範研修会」が本部道場で開催された。
山口剛史最高師範の指導による本年の師範研修会は、
三戦・転掌の稽古に不可欠な‘丹田集中法’の練習が行われ、その後に八方の三戦・転掌が行われた。また通常の複式呼吸を逆に行う逆複式による動作から丹田に意識を落として突くなどの打法も修練した。
基本練習では、受け・突きなどの連続動作を四方・八方で行い、異なる方位に転ずる重心移動の技を実践した。また組手基本では同じく方位を変えながら肘・腰の使い方に重点をおいた突き・打ち・当て技などを仕掛け技を行い、その技に対する90度・180度捌き反撃技の組手技法も行われた。
三戦・転掌の小手掛け合わせの後には、師範特定型“玄鶴”、“地鶴”、“黄龍”の稽古では一手一手の攻防の技を確認しながら稽古が行われ、特定型の更なる奥深さを学ぶことが出来た。
本年の師範研修会は、各師範の向上心と技術力を高まる熱気溢れる師範研修会となった。
全日本空手道剛柔会 事務局・広報委員会発