平成28年7月30日から8月9日、ヨーロッパセミナーがイタリア主催にて開催された。
日本より山口剛史最高師範、山田繁樹師範、山口剛平師範、アンソニーパランボ助教が参加し、セミナーでの指導参加でヨーロッパ地区への協力をすることが出来た。
ヨーロッパセミナーは1985年以後毎年各国が担当してセミナーを開催してきて今回30回目のセミナーとなり、また二年に一度ヨーロッパ大会が開催されている。
ヨーロッパ地区は剛柔流の伝統技法を重視しながら、競技に向けたスポーツ性も充実しており、武道性・スポーツ性の両立を心がけた剛柔流空手道が普及されおり、基本動作から、応用、型、組手技法、型分解組手まで、徹底された稽古体系が行われており、日本も見習うところが多くあった。
本年セミナーより新たな師範が誕生し、I.K.G.A副会長・ヨーロッパ地区支部長インゴ・デ・ジョング範士を中心とした各師範の統率力と、空手道に対する熱意・情熱が感じられる約300名が集まるセミナーとなった。
今後は、日本より更に多くの参加者を募り、海外メンバーとの国際交流と、互いの技術を高め合ってもらいたい。
来年度はスロバキア主催にて開催されることが決定した。
セミナー参加国
イタリア、ドイツ、イギリス、チェコ、スエーデン、ギリシャ、ハンガリー、オランダ、ルーマニア、スロバキア、スイス、ノールウェー、ベルギー、ウクライナ、オーストラリア、日本 16カ国
全日本空手道剛柔会 事務局・広報委員会発