全日本空手道剛柔会レベルアップ研修会・師範研修会開催

　昨年より各地域でスタートした「レベルアップ研修会・師範研修会」は、本年も各地域で開催され、少年から一般までおよそ450人余りの剛柔会会員が各研修会に参加された。

　第一回より東京都、群馬県、埼玉県、愛知県、神奈川県、千葉県の合計6回。講師山口剛史最高師範と山口剛平師範が各担当地域を巡業し、午前中は少年部を中心に研修を行い、午後から高いレベルの一般部稽古と師範を対象とした師範研修会が行われた。

　本年で2年目となる各地域によるレベルアップ研修会も「基本に立ち戻る」をテーマに沿って、徹底的な肘・膝・腰を利用する基本技法、型と分解を同時に行うことで技の意味を理解する型分解組手の研修が行われた。

　「量の練習は各道場で行い、質を高める稽古を行う」という最高師範のお言葉の通り、限られた時間の中で改めて己の技量を確認する良い機会となった。

　師範研修会では、特定型「玄鶴」「地鶴」、「黄龍」を稽古し、また三戦・転掌小手掛け合わせ、返し組手など、更に熟練度の必要とする質の高い稽古が行われた。　

　今年もレベルアップ研修会により、各地域との交流を深めることが出来、技術の統一を目指せた有意義な一年となった。

　また来年度も同様に各地域を回り、共に汗を流して更に剛柔流の技術を高めていけることに期待している。

　本年のレベルアップ研修会開催にあたり、各主管団体には会場手配など多大なご尽力をいただき心より感謝を申し上げます。来年度も何卒ご協力の程を宜しくお願い致します。

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全日本空手道剛柔会　広報委員会・事務局発