本年度最後の行事となった全日本空手道剛柔会全国セミナーは、講師山口剛史最高師範によって行われ、今年一年間に各地域で開催されたレベルアップ研修会での基本稽古の見直しから開始された。

 基本の四方への移動稽古によって軸をぶらさない体幹の稽古から、前後・左右の後方回転による応用移動1の稽古では、従来の動作に加え軸足回転による後方への移動稽古が行われた。また組手技法では左右同じ手による連続攻撃や、左右の手を交互に使用した連続動作の稽古を前方・後方移動をしながら行うなど、現代競技にも展開できる組手技法の研修内容となった。

 最後には剛柔会型シソーチンの型と分解の研修を行い、熱気と活気の溢れる三時間を超える全国セミナーとなった。

 年末懇親会では、山口剛史会長の挨拶から開宴し今年一年が振り返られ、本年一年間の国際・全国規模の大会で優秀な成績を収めた26名・9チームと、国際大会に於いて活躍した2名に特別功労選手賞が授与された。

 本年一年間の各行事を和気藹々と振り返られ、また来年度に開催されるアジアブロックセミナー、そしてカナダのバンクーバーで開催される第7回I.K.G.Aグローバルチャンピオンシップに向けて各支部一層の協力と団結を決意し、本年最後の行事が終了した。

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