平成29年6月29日から7月9日、スロバキア主催にて32回目となるヨーロッパセミナーが開催された。
日本からは山口剛史最高師範、山田健剛助教が参加し、ヨーロッパ地区への協力をすることが出来た。
ヨーロッパ地区の各支部は、剛柔流空手道を通して日本文化を大切にし、礼節や伝統空手道を重視しながらも、オリンピックに向けた稽古も充実しており、武道性・スポーツ性の両立を兼ね備えた剛柔流空手道が普及している。
ヨーロッパでは剛柔流の基本動作から、応用、型、組手技法、型分解組手まで、IKGAの指導基準に沿った徹底された稽古体系が行われており、日本も見習うところが多くあった。
I.K.G.A.副会長・ヨーロッパ地区支部長インゴ・デ・ジョング範士を中心に、各師範の空手道に対する熱意・情熱が感じられる、参加18カ国 約140名が集まるセミナーとなった。
今後も、日本より多くの指導者が各国で開催されるセミナーに参加し、海外メンバーとの国際交流と、互いの技術を高め合ってもらいたい。
来年度はチェコ主催にて開催されることが決定した。
セミナー参加国
スロバキア、イギリス、イタリア、チェコ、スエーデン、ギリシャ、ハンガリー、オランダ、ルーマニア、スイス、ノールウェー、ベルギー、ウクライナ、ドイツ、ポーランド、ポルトガル、オーストラリア、日本 18カ国
全日本空手道剛柔会 広報委員会発