2018年7月27日から7月31日、香港に於いてアジアブロックセミナーが開催された。
日本より全日本空手道剛柔会・国際空手道剛柔会会長 山口剛史最高師範、IKGAアジアブロック長 山口剛平師範、IKGAアジア副ブロック長 若杉秀樹師範3名がセミナーに講師として参加し主催国への協力をすることが出来た。
アジアブロックセミナーは昨年タイ・バンコクで開催され、毎年開催することに決定しており、本年はIKGA香港の協力により参加者約200名 計14カ国が参加した。
セミナー開会式にタイランドのタウィスク(Thaweesuk)五段位助教が錬士師範に合格し、山口剛史最高師範より称号証書授与式が執り行われた。
今セミナーでは剛柔流空手道の基本動作から、応用技法、剛柔会会派型、組手技法、型分解組手まで、IKGA審査科目の見直しを徹底指導され剛柔流空手道に対する熱意と気迫溢れるセミナーとなった。
セミナー後に開催されたアジアブロック中央審査会において、五段位2名、四段位1名、初段位1名が合格した。
来年2019年アジア地区大会はフィリピンで開催される。アジアブロックから多くの参加者を募りIKGAメンバーとの国際交流と互いの技術を高め合ってもらいたい。
最後に、昨年アジアブロックセミナー開催時にご尽力をいただいたIKGAタイランド在籍、IKGAアジアブロックコーディーネーター 信包一彦師範のご逝去に対してセミナー閉会式で黙祷が捧げられた。
信包一彦師範は長年にわたりIKGAタイランドにおいて剛柔流空手道の普及に専念され、2016年IKGAアジアブロックコーディネーターに任命されてからはアジア地区全体の発展のために尽力され、まさにこれからという時に病気が発覚し、日本での治療に専念されましたが苦しい闘病の末、残念ながら本年7月18日にご逝去されました。
IKGAアジアブロック一同、心より御冥福をお祈り申し上げます。
セミナー参加国
日本、ブルネイ、中国、香港、インド、インドネシア、韓国、マカオ、マレーシア、ネパール、フィリピン、台湾、タイランド、シンガポール 14カ国
全日本空手道剛柔会 広報委員会発