2007 USオープン国際空手道選手権大会参加の皆さんへ
拝啓
皆様、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
2007 USオープン国際大会から帰国後如何でしょうか?小生、ラスベガスのずいぶんとあでやかなイルミネーションが、いまだ目に焼きついています。皆さん、大変ご苦労様でした。 帰国後、感想文・大会成績・写真CDなどのまとめで、時間が掛かりご報告が遅れました。
大会は、日本チームのジュニアが素晴らしい活躍で、数多くのメダルを獲得して、普段の力以上のものが、出たことではないでしょうか?子供達の笑顔は、宝物ですね。また、賞金クラスには、現世界チャンプが目白押しで、日本より出場した成人の若者は、大変厳しい戦いでしたが、勉強になったことと思います。 小生の参加目的である、ジュニアには世界に対する、扉を開いてあげること。世界の空手に夢と憧れを持ってもらう。また全日本ナショナルを目指す若者は、日本の空手から、飛び出し、世界の舞台で、世界の空手の研究を行うこと。を達成できたと確信しています。 今後、ますます国際社会化する中で、空手道も、日本というナショナリズムを確立して競技に望む時代になってきました。われわれも日本の空手道から世界の空手道にチャレンジしていかなければなません。
今後も空手道をライフワークの一つとして、愛して楽しんでいければと思います。 来年は2008年3月22〜23日に2008 USオープン大会開催が同じ場所で決定いたしております。ネバーギブアップの精神で再度チャレンジされる方は、ご検討ください。
また、小生も選手コーチングとして、もっと工夫してあげれば良かったと思うことしきりです。今後は、さらに世界のコーチ技術を取り込んで、ますます磨いてフィードバックしていきたいと思います。また、色々なトラブルが起こりましたが、参加者の皆さんのご協力、本当にありがとう御座いました。結果的には、全員、事故なく、無事に帰国できまして、ほっとしています。思い出深い旅行となりました。
また、小生の好きな言葉で「一期一会」があります。せっかく皆さんと出会えましたので、日本チームの皆さんは、今後も仲良く交流を続けられてください。私も、今後もセミナーなど海外を含め、ご案内申し上げますので、これからも、どうぞ、お付き合いください。
では。お元気で。ご報告まで。御自愛ください。
敬具
西村 誠司