大会3日目
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1回戦 対クロアチア 8−1
先手勝負を仕掛け、リードする。落ち着いて見て。

2回戦 対ニュージーランド6−9
背中に入った裏回し上段蹴りを極められ、動揺し時間切れ。 

1回戦 対オーストラリア 7−2
ワンツーを主体にキレのある動きで圧倒する。

2回戦 対アメリカ 5−7
決勝まで上がったジョージ小高にリードされるが、後半取り返し、最後に粘り勝ちされた。惜しいところである。

敗者復活戦
対スイス 5−4
シーソーゲーム・延長戦を何とか中段突きでものにする。

対スペイン 2−5
地元スペインの選手に攻めの組手を見せるが極めに欠けた。


1回戦 対ギリシャ 7−5
快調に上段突きを極めるが、当たり過ぎで反則ポイントをやる。

2回戦 対チリ 2−0
慎重になり、相手に合わせて動き、何とか辛勝

3回戦 対ブラジル 2−0
終始落ち着いて動き、出鼻を取り上段突きを極める。

4回戦 対カナダ 1−2
前年のオープンドパリ大会の決勝相手で、惜敗しているだけに慎重になり、待っていて出鼻を取られる。後悔するが遅い。

1回戦 対フランス 5−2
優勝したレロイと初戦対戦する。蹴りが上手く逃げ切られる

敗者復活戦
対 ベルギー 10−2
開き直ったか良い動きとなった。上段突きが決まり快勝する。

対 ブラジル 9−6
パワフルなブラジルに対して、まけじと打ち合い、何とか逃げ切る。

対 ルクセンブルグ 2−0
慎重な試合内容となったが、集中力を切らさず、無駄の無い動き。

対 スペイン 5−3
観衆の大声援の中、スペインを相手に上段突きで逆転勝ちを収める。


1回戦 対マレーシア 4−2
練習時からのキレのあるワンツーを主体に良いスタートを切る。

2回戦 対ロシア 6−2
成長著しいロシアに対して強気で、刻み上段を連発する。

3回戦 対チュニジア 2−1
延長戦を制し、波に乗ってきた。攻めて中段突きで仕留める

4回戦 対オーストラリア2−3
延長戦となり、果敢に攻めた上段突きが反則となり無念の負け

敗者復活戦
対 ギリシャ 2−5
やはり当ててしまい、反則を取られ集中力をなくす。残念!! 


1回戦 対ボスニアヘルチェコビナ 3−7
団体戦で見せた勢いが潜め、緊張した顔で戦っていた。 予感が当たり、上段裏回しげりを食らい、慌てて攻めるが、良いところ無しの内容。


所感
高橋の銅メダルだけに終わった。惜しい内容だったのは、志水と宮本だろう。しかし、現在の世界において、日本国選手の組手クラスレベルは、全体的に厳しい状況だと予想していたが、これほどまでに弱さを感じた日は無かった。ステップリズム・膝の柔らかさ・リラックス・飛びこむスピード・蹴りテクニック・伸びる突き・全て世界が上回っている。明日は最後の力を振り絞って戦って行きたい。

2002/11/23
ナショナルチームコーチ 西村誠司