5月23日、埼玉県立岸川中学校へ取材に伺いました。
今回、公立中学校における空手道部の現状について、マリン空手クラブの斎藤一雄先生にお話を伺いました。
斎藤先生は埼玉県川口市立岸川中学校と連携を取りながら、空手道を中心に部活動同様の活動をしてゆく外部団体としての取り組みを行っており、山中望未選手(U21ナショナールチーム所属・立教大学1年)をはじめとする数多くの有力選手を輩出する指導者としても知られています。
皆さんお気づきかとは思いますが、JKFanに連載されている漫画「MAGIC」が先月号で終了し、今月号からは「MAGICⅡ」として新たに連載が始まりました。この中で主人公の正太郎は中学生になり、あれだけ打ち込んでいた空手をやめることとなりました。これには、「空手を続けたいけど部活がない」、「中学校になって空手の活動をすることが困難になった」など、公立中学校における空手道部の現状があまりにも厳しすぎるということが背景にはあります。小学校を卒業した途端にやめる空手キッズがどれだけ多いことか。その一つの要因に、中学生以上になってから空手を続けていく環境の厳しさがあるのではないかと感じました。
そこでこのような現状をまず皆さんに知っていただくことが大事と感じ、「MAGICⅡ」のなかで、この中学における空手の環境の厳しさをストーリーの中に盛り込む決意をしました。
そのために今回、中学校の空手道部の取材ということで漫画家の鴨林源史先生と一緒に、斎藤先生の数々の苦労話をお聞きしました。
大変ためになる貴重なお話を伺うことができました。
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