好評連載中の特集「強豪道場の練習メニュー探求」。2022年3月号は、神戸市須磨区、長田区、西区、三田市などで活動している糸東流修交会空手道連合 飛翔舘(舘長・師範:石飛数男先生)です。
飛翔舘は、修交会空手道を創設された谷長治郎先生が愛した言葉『飛翔』を道場名の由来とし、糸東流修交会空手道連合 飛翔舘として、現舘長・師範の石飛数男先生によって創設されました。現在は、石飛数男先生のもと神戸市を中心に7支部・約250名の道場生が日々稽古に励んでいます。
創立以来、道場訓『礼儀・尊敬・努力・忍耐・創造・勇気』という言葉の通りに道場生は日々稽古に励み、空手での身体能力のほかに基本的な礼儀(挨拶、返事、言葉遣い)、集中力や意識力といったメンタル能力の向上を目指し、道場生の無限に広がる可能性を引き出す指導を行っています。
指導員も自ら練習することを大切にし、指導法の研究を重ね、石飛舘長の教えを請いに通っています。また、兵庫県内のみならず強豪道場との練習試合を頻繁に行い、また、大小に限らず各種の大会にも積極的に参加してきました。
そのような中、全少をはじめ全国大会でも活躍する選手が増加し、優勝者も輩出しています。濱澤武龍君(2018年第18回全日本少年少女空手道選手権大会4年生男子形優勝など、中学校1年)・濱澤慧哉君(2018年第18回全日本少年少女空手道選手権大会1年生男子形準優勝、小学校4年)兄弟の活躍の他、本年8月に開催された第21回全日本少年少女空手道選手権大会(全少)にて、丑田一翔君が小学校1年生男子で優勝、丑田紗咲さんが小学校3年生女子で準優勝、小学校2年生男子形では中谷琉偉君が第3位に入賞しました。同じく本年8月の第29回全国中学生空手道選手権大会(全中)では、森唯稀さん(東洋大附属姫路中学2年)が女子個人形で第7位に入賞しました。
また、原田倭君(県立長田高校2年)が、2018年彩の国杯第12回全国中学生空手道選抜大会1年男子形で第3位、加藤くるみさん(国士舘大学1年)が、2019年第46回全国高等学校空手道選手権大会女子個人形で出場・第38回近畿高等学校空手道大会女子個人形優勝などの実績があります。
今回は、飛翔舘での普段の稽古の中から、マスターズ大会でも活躍する指導員の溝口慎一先生による指導を取材し、組手の初級からワンランクアップし強くなるための練習、形では糸東流・セイエンチンのポイントを中心に紹介してもらいました。
詳細は、1月23日発売の2022年3月号で掲載いたします。ご期待ください。
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