4月号(2月22日発売)の「強豪道場の練習メニュー探求」は、日本空手道 拳龍会(大阪府)です。

取材ルポ

好評連載中の特集「強豪道場の練習メニュー探求」。2月発売の4月号は、1994年に大阪府の「北摂」地域(吹田市・箕面市・茨木市)を拠点とする道場として創設した日本空手道 拳龍会(会長:森﨑龍行先生)です。

拳龍会は、大阪の北部地域の子ども達を中心に指導しています。道場創立以来、会長の森﨑龍行先生は「目標に向かって初志貫徹!」をテーマに、「空手道を通じて礼節を学び、目的を持って稽古に励むこと」を重点に指導してきました。

「競技面では、まずは超激戦区の大阪の代表になれるようにひたすら練習を重ねてきましたが、現在では全国大会で優勝しようという高い意識を持った子ども達も多くなっています。そんな中でも、礼儀正しい子、練習でもしっかり声を出す子など、真面目な子が上手に、そして強くなっています」(森﨑先生)。
日々の練習は、森﨑先生の他、指導歴豊富な優秀な指導員(約10名)のもと、限られた時間の中でも組手・形とも効果的な練習方法を見出して行っています。

これらの指導の結果、これまで全少・全中・全中選抜などに多数の選手を送り出し、特に全少ではこれまでに5回優勝の実績を誇ります。近年では、2018年の第18回全日本少年少女空手道選手権大会4年女子形決勝では、拳龍会の同門対決となりました(優勝・山本真央:彩都西中1年、準優勝・伊藤わかな:城南学園中1年)。また、同大会では4年男子組手で辻野泰基(浪速中1年)が準優勝になるなど競技での成績も上昇し、現在では拳龍会から大阪の強豪校である浪速、大阪学芸、城南学園などに多数進学しています。

今回は、拳龍会で普段行っている練習の中から、藤田浩史指導員と川崎喜生指導員に組手の実践練習に特化したケースごとのパターン練習を、高邑彩指導員には拳龍会式の形が上手くなるためのトレーニングと糸東流バッサイダイでの拳龍会式のポイントを中心に紹介してもらいました。

詳細は、2月22日発売の4月号で掲載いたします。ご期待ください。

会長の森﨑龍行先生

藤田浩史指導員(左)

川崎喜生指導員

形を指導する高邑彩指導員

日本空手道 拳龍会の皆さん。拳龍会から強豪高校に進んだ道場生も参加してくれました。(撮影時のみマスクを外しています)

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