好評連載中の特集「強豪道場の練習メニュー探求」。11月発売の2023年1月号は、2009年に福岡県の古賀市を拠点とする道場として創設した常志館(代表:森敏浩先生)です。
指導にあたるのは、長年ナショナルチームに所属していた代表の森敏浩先生と、全日本選手権やアジア大会で優勝経験もある森 優 (旧姓:宮本)先生です。日本のトップで活躍していた両先生の練習法や試合での経験を練習に取り入れ、古賀市と隣接する新宮町の子どもたちを中心に空手道の精神を伝えています。
「最初の道場生は4人から始め、そこから徐々に道場生は増えていきましたが、競技の成績面では数年経っても思うようにはいきませんでした。そこで、5、6年前頃から教え方も自分の経験値だけでの指導から脱却して、どんどんアップデートさせていきました」(森敏浩先生)。
こういった指導法の改革の結果、競技での成績も上昇。2019年の第27回全国中学生空手道選手権大会(全中)男子団体組手にて、常志館2名と他道場1名(宗像教室福間)のメンバーで構成された古賀市立古賀中学校(藤塚虎汰郎君・八﨑徹希君・田中康陽君)が第3位に入賞。
本年には、森先生の次男・葵志也君が全日本少年少女空手道選手権大会(全少)小学校1年生男子組手で優勝。
長男・蓮志君が小学校2年生男子組手で準優勝。また、木下鈴さんが小学校3年生女子組手で第3位に入賞しました。
今回は、常志館での普段の練習の中から、「基礎練習」と呼ばれる実際の組手試合での状況を想定したパターン練習など、工夫された練習メニューを中心に紹介してもらいました。
詳細は、11月22日発売の1月号で掲載いたします。ご期待ください。
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