10月21日(土)、第24回全国警察空手道選手権大会が、神奈川県横浜市の横浜武道館で開催され、全国17の都道府県警察から精鋭選手が参集し、団体組手と女子個人組手が行われた。
全国警察大会は、コロナ禍のために2020年兵庫県姫路市での第23回以来、3年ぶりの開催となった。
警察の空手道は、逮捕術にも有効な武道として古くから認知され、また2020東京オリンピックでの種目になったこともあり、高校・大学での空手道経験者が各都道府県警察空手道部で研鑽を積む者も多くなっている。
団体組手戦は、まず4つの予選リーグ戦が行われ、1位・2位チームが決勝トーナメントに進出し激戦を展開した。決勝戦は、前回優勝の警視庁と岡山県警察の対戦となったが、総合力で勝った警視庁が3−1で勝利し前回大会に続いて連覇、17回目の優勝を果たした。
並行して実施された女子個人組手では、全国から選抜された18名の選手が白熱した試合を展開した。決勝は、この大会初出場で、高体連・学連、プレミアリーグなど国際大会でも実績のある新垣夏紀(沖縄県警察・近畿大学OG)が、これも高体連・学連での実績のある秦美乃里(警視庁・京都産業大学OG)を制して、初優勝を飾った。
結果は以下の通り。大会レポートは11月22日発売の1月号に掲載予定。
第24回全国警察空手道選手権大会
期日/2023年10月21日(土)
会場/横浜武道館(神奈川県横浜市)
主催/全国警察空手道連盟
後援/警察庁・(公財)全日本空手道連盟
主管/神奈川県警察空手道部
《団体組手》
[優勝]警視庁[準優勝]岡山県警察[第3位]京都府警察/埼玉県警察
《女子個人組手》
[優勝]新垣夏紀(沖縄県警察)[準優勝]秦美乃里(警視庁)[第3位]小林貴世(山梨県警察)/平井光琳(神奈川県警)
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