和道会が「和道ナショナル指定選手強化合宿」「和道会全国組手審判講習会」 を開催

取材ルポ
「和道ナショナル指定選手強化合宿」「和道会全国組手審判講習会」(2日目に参加したみなさん)

一般社団法人全日本空手道連盟和道会が「令和7年度第4回和道ナショナル指定選手強化合宿」を2月15日(土)・16日(日)の2日間にわたり、BumB東京スポーツ文化館(東京都江東区)において開催しました。

強化合宿は8月16日・17日に開催される「2025和道会ワールドカップ大会(Wado International in tokyo 2025)」の予備選考を目的としており、109名が参加しました。
2日目に併催された「全国組手審判講習会」には18名の審判員が参加、ワールドカップ大会に向けて、組手審判で新たに追加されるジェスチャーも確認しました。

閉講式で佐野善紹理事長は、「勝つためには、気持ちが大事です。4月には最終選考があります。今日選ばれたからと気持ちを緩めることなく、世界大会に出場できるように練習を続けてください」と挨拶しました。
 
技術委員会委員長の志村耕一先生は、「ワールドカップ大会は和道の技術をいかに表現できるかが重要です。技の意味を理解していないと正しい形はできません。海外では形に力を入れているところが増えてきました。日本人だから勝てるということはないのです。しっかりと和道の形の意味を表現できるように頑張ってください」と述べました。

村瀬一三生先生は、「今日勝てなかった人は、今日の負けを糧にするように、いまの自分より明日の自分と、積み上げていけば、自分の時がきます。今日は通過点です。いかに次、勝つか。気持ちを下げずに明日に向かってください」と参加者を激励しました。

4月19日・20日に開催される第5回和道ナショナル指定選手強化合宿の最終選考会で、今回選考された選手(指定・準指定)と今回事情があって出席できなかった選手の中から各カテゴリー2名ずつと団体メンバーが決定されます。

今回の強化合宿と審判講習会の様子は、3月21日発売のJKFan5月号「和道会ニュース」に掲載します。

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