嗚呼、近畿大、実に14度目の西日本!

昨年の全日本大学選手権大会ではベスト8止まりだった覇王・近畿大。関西学連のシーズン開幕となる関西個人戦では7階級中、6階級を制するという堂々たるスタートを切った。

続く団体戦の今大会も順当に準決勝進出。準決勝では超星・荒賀龍太郎を京都産業大学を相手に副将までで3勝1敗とし決勝進出。ちなみに大将戦の荒賀(京産大)vs井出義仁(近大)の対戦は3ー2で荒賀が勝利を収め、最終スコアを近大の3勝2敗とした。一方、反対のブロックの準決勝は大阪商業大と天理大。これは天理大の反則負けも祟り、3勝2敗とした大商大が決勝進出。決勝は近大と大商大の伝統の一戦となった。この一戦は近大の先鋒・宮本が勝つも、次鋒戦は大商大・芝田が勝って流れを変えるかに思えたが、その後は近大の中堅・高邑、副将・篠原、大将・井出が勝って4勝1敗とし、近畿大が14度目の優勝を果たした。

女子は近大と九州産業大との決勝対決となり、先鋒は九産大・宮本が勝つも、中堅戦は近大・藤井が勝利。1勝1敗で迎えた大将戦は九産大・片山、近大・田中は1−1で引き分け。内容差を10ー6とした近畿大が優勝。近大は22回目を迎える女子の部で2年ぶり10度目の優勝となった。

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第47回西日本大学空手道選手権大会
(2009年5月17日 大阪市立中央体育館)

《男子組手》
[優勝]近畿大[準優勝]大阪商業大[第三位]京都産業大/天理大

《女子組手》
[優勝]近畿大[準優勝]九州産業大[第三位]同志社大/関西大

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