オリンピックの次に権威の高いワールドゲームズが台湾の高雄で行われた。日本からは永木伸児、松久功、藤元経太、若林春日が権利を得て参戦。世界最高峰の戦いとなった。
永木は、持ち前のスピードで他を圧倒。決勝まで駒を進めるも、ベネズエラの伏兵に敗退。しかし、メキシコの世界選手権の時を思わせる動きは、カテゴリー中最も速く、オーラに満ちていた。
松久功は、世界標準をもはや一歩超えた感。三本を量産し、会場から動きの度に歓声があがる。圧倒的に勝ち上がるも、準決勝でギリシャに敗退。しかし、空手モンスターは空手アーティストとして、世界に認知された。
藤元経太は、初戦を8-0で勝利。調子の良さを伺わせるも微妙な判定と地元の大声援に苦戦。三位決定戦では、誤審と思われる不可解判定に涙をのんだ。しかし、気合十分の組手は台湾人の心を捉え、会場からは日本コールが!会場を埋め尽くした観客に感動を与えた。
若林春日はヨーロッパチャンピオン、世界チャンピオンに苦戦。予選敗退となった。
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