日本空手協会に学ぶ小中学生にとって最高最大のステージである「文部科学大臣杯・小学生・中学生全国空手道選手権大会」が第52回を迎え、静岡県袋井市エコパアリーナにて開催。参加人数も3000人を超え、応援者も多く、初日早朝5時には入場を待つ列ができ始めるという開会式前から盛り上がりを見せていた。
開会式終了と同時に14箇所のコートで一斉に試合がスタート、各コートで熱戦が繰り広げられた。小学校低学年とはいえ、よく稽古に励んでいるようす。また、中学生となると激しい動き、微妙な技の応酬と、協会ならではの緊張感を感じさせる試合が展開した。悔し泣きの選手、時にはうれし泣きする場面が見られ、応援席も大いに感動。
2日昼には総本部指導員の演武が行われ、栗原一晃指導員と忠鉢考治指導員による基本組手。山田小百合研修生の「五十四歩小」の形演武に、参加選手はもとより観客席からも熱い視線が送られた。
総合優勝は、山梨県。山梨県の優勝は昨年に引き続きの2連覇となり、大きな拍手が送られた。
総合優勝に喜ぶ山梨県
栗原一晃指導員(左)と忠鉢考治指導員による基本組手
緊迫した中学生男子組手団体の部の決勝戦
KARATE WORLD TV [Youtube]