木島近大、11回目の栄冠!帝京大は3冠

第54回全日本大学空手道選手権大会が11月21日(日曜日)に行われ、各地区の強豪校が日本武道館に集い、今年の大学日本一を争った。

男子組手は近大が3年ぶりの優勝。決勝は京産大を4−1で下した。これで史上最多11回目の優勝となる近大・木島明彦監督は「この大会に懸けていた。厳しい強化練習に選手たちが応えてくれたよ」と声高らか。また3連覇を狙った帝京大は、準々決勝で大商大に敗れ、ベスト8に終わった。

女子組手は決勝で帝京大と大正大が対峙。第20回世界空手道選手権大会金メダリストの小林実希の活躍などで帝京大が激戦を制し、優勝を決めた。小林は「この1年、前半は(自分の調子が)よくなかったけど、でもこうやって優勝することができて嬉しい」と笑顔を見せた。

形の部は帝京大が男女アベック優勝。決勝はどちらもウンスーを打ち、男子は青山学院大を、女子は同志社大をそれぞれ下した。

第54回全日本大学空手道選手権大会 
(2010年11月21日 日本武道館)

《組手》
◆男子[優勝]近畿大学[準優勝]京都産業大学[第三位]大阪商業大学/日本大学
◆女子[優勝]帝京大学[準優勝]大正大学[第三位]関西大学/駒澤大学

《形》
◆男子[優勝]帝京大学[準優勝]青山学院大学[第三位]駒澤大学/山梨学院大学
◆女子[優勝]帝京大学[準優勝]同志社大学[第三位]山梨学院大学/青山学院大学 

《優秀選手》
◆男子
高邑 慧(近畿大・4年)/宮本大希(近畿大・3年)/篠原浩人(近畿大・3年)/近藤大地(近畿大・3年)/内田雄大(近畿大・2年)/谷竜一(京産大・3年)/荒賀龍太郎(京産大・2年)/染谷隆嘉(日大・3年)/松本卓也(大商大・3年)
◆女子
小林実希(帝京大・3年)/五明真実子(帝京大・1年)/染谷香予(帝
京大・1年)/石塚明日美(大正大・4年)/東 世菜(大正大・2年)/相場美香(関西大・4年)/成岡葉子(駒澤大・4年)

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「男子組手を制した近大・木島監督が胴上げされる」

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「女子組手決勝、大将戦で田邉梨加子(大正大)を下した小林実希(帝京大)」

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