警視庁A、団体組手のタイトル奪取!

第45回東日本実業団空手道選手権大会が5月29日開催された。

団体組手では、警視庁Aチームが優勝を果たした。準決勝では、東日本実業団5連覇を狙うトウケルに3−1で勝利すると、決勝では強者を3−0で下した。選手は今回の震災で福島県に派遣されていたこともあり、十分な練習を積めていない中での優勝。選手個々の集中力、またチームワークが光る戦いぶりであった。

またこの日、警視庁チームは男子組手個人戦でも、-65kg級で田村暖が優勝を果たした。

女子形では、実業団大会に初参戦の六角ばし接骨院の選手が旋風を巻き起こした。マスターズ女子形、沖重理津子の優勝をはじめとしてベスト4を独占。また娘の沖重愛佳も女子形で準優勝。親子共々の決勝進出を果たした。

主な結果は以下の通り。
(詳細は6月23日発売のJKFan8月号にて掲載予定)

第45回東日本実業団空手道選手権大会
(2011年5月29日 横浜文化体育館)

《組手》
◆団体戦[優勝]警視庁A[準優勝]強者[第三位]トウケル/高栄警備保障
◆ 男子個人戦65kg級[優勝]田村 暖(警視庁)[準優勝]阿久津昴平(かわでん)[第三位]高瀬和正(強者)/田中浩一郎(三菱商事)
◆ 男子組手個人戦75kg級[優勝]青柳隼康(若葉クリニック)[準優勝]滝川悟史(高栄警備保障)[第三位]泉 充(東亜連盟)/高柳 雄路(トウケル)
◆ 男子個人戦75kg超級[優勝]重江賞誉(トウケル)[準優勝]野口真史(強者)[第三位]松本康弘(警視庁)/豊間根雷(豊鉄筋)
◆ 女子個人戦[優勝]平林真樹(YJ空手アカデミー)[準優勝]髙野恵子(かわでん)[第三位]髙谷直子(かわでん)/笹明日香(高栄警備保障)
◆ マスターズ男子個人戦40歳代[優勝]矢本幸文(千葉県警察)[準優勝]加瀬龍志(船橋市役所)[第三位]二見敏行(NEC)/関根良知(NEC)
◆ マスターズ男子個人戦50歳以上[優勝]三谷武夫(NEC)[準優勝]岩切逸樹(NEC)[第三位]中村秀司(ウェーブ)/森元秀樹(埼玉県警察)

《形》
◆ 団体戦[優勝]トウケル[準優勝]強者A
◆ 男子個人戦[優勝]関根寛和(零)[準優勝]丸岡直人(トウケル)[第三位]山本隼人(トウケル)/川上剛史(強者)
◆ 女子個人戦[優勝]大澤美諭季(SHOWTEC)[準優勝]沖重愛佳(六角ばし接骨院)[第三位]岩本衣美里(クリーンコーポレーション)/松谷知美(三井住友海上火災保険)
◆ マスターズ男子個人戦40歳代[優勝]加藤清志(強者)[準優勝]佐藤政一郎(ジェイデバイス)[第三位]早川武志(NEC)/忽那定範(菊池石油)
◆ マスターズ男子個人戦50歳以上[優勝]横瀬幸男(カーサブランカ)[準優勝]村雲深柳(タカギセイコー)[第三位]水島譲二(菊池石油)/高橋 寿(高栄警備保障)
◆ マスターズ女子個人戦[優勝]沖重理津子(六角ばし接骨院)[準優勝]棚原美代子(六角ばし接骨院)[第三位]伊藤由美(六角ばし接骨院)/西野芳子(六角ばし接骨院)

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団体組手優勝の警視庁チーム

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マスターズ女子形優勝の沖重理津子(六角ばし接骨院)

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東日本大震災復興支援ワッペンを袖につけて大会に臨む選手も多かった

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