小学生が9武道を体験

7月4日、日本武道館研修センター(千葉県勝浦市)にて、同センター開設40周年を記念した事業「武道体験教室」が実施された。

地元・勝浦市の協力により市内7の小学校から5、6年生約280名(ほとんどが武道未経験者)が参加し、空手道をはじめとした9武道のグループに分かれ、稽古を体験した。

13時20分からの開会式に続き、村田直樹氏(柔道、日本武道学会理事長)が講義、その後、各武道の講師が演武し、それぞれの特徴を分かりやすく説明した。

14時50分より武道ごとに分かれ、小学生が実際に実技を体験。
空手道講師に招かれたのは全日本空手道連盟の岡林俊雄・教士七段と高井良純・教士七段で、助手を国際武道大学・井下佳織助教が務めた。
空手道グループは体操に始まり、正座、突き、受け、蹴り、簡単な運足をつけた受け・突き、ワンツーを体験。

とくに気合を入れた突きや、ミットに対するワンツーでは歓声も上がり、この日初めて空手道にふれた子どもたちも夢中になって技を繰り出していた。

日本武道館研修センター開設40周年記念
千葉県勝浦市内小学校高学年児童対象「武道体験教室」
日時:2011年7月4日
会場:日本武道館研修センター
主催:(財)日本武道館、日本武道協議会
共催:勝浦市、勝浦市教育委員会

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空手道を体験したグループ

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9武道が演武。多様な技に小学生たちも興味津々