第51回糸東会全国大会開催

2011年8月14・15日の2日間、東京武道館にて東日本大震災復興支援と銘打って行われ、義援金を募り、東北地方へのエールが贈られた。

開会式では、宮城県糸東会から参加の中学1年の川島賢人選手、成海優人選手が宣誓を行い、その中で、空手道を学ぶ者として宮城県、東北地方の復興のために力を発揮したいと力強く述べた。

第一日目は形競技。日本のトップレベルの選手を多数排出している糸東会だけに、どの種目もハイレベルの対決となった。一般男子は大木格選手、一般女子は梶川凜美選手が連勝し、糸東会の顔として貫禄十分な演武に会場の注目を集めていた。インターハイで優勝の清水希容選手も注目選手の一人で、決勝進出まで入念に技の確認をしながら優勝を決めた。優勝を決めた後も監督から試合内容の指導を受けており、糸東会の強さの原点を見た。

第二日目は組手競技。形の糸東会のイメージが強過ぎて組手選手がその陰に隠れてしまうことがあるが、糸東会の組手選手の層も厚い。全日本クラスの選手が多数おり、この日も各種目とも熱い戦いを繰り広げた。

少年男子の組手で今尾光選手が1年ながら巧みな技でと強さで決勝まで勝ち上がり、優勝を決め、場内に響き渡る雄叫びを上げていた。また、中学生女子の部で佐尾瑠衣花選手がみごと優勝し、試合運びのうまさをみせてくれた。兄の佐尾隆弥選手は一般男子軽量の部で三位となった。

メキシコから参加した各選手は、強さと巧みさを印象付けてそれぞれ入賞をし、喜びを持ち帰ることとなった。

試合結果は糸東会ホームページをご覧ください。

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