平成24年6月8日(金曜日)、9日(土曜日)、10日(日曜日)と3日間にわたり群馬県総合スポーツセンターぐんま武道館にて行われた第41回関東高等学校空手道大会。
昨年は東日本大震災の影響もあり、保護者の方々が観戦する事が出来ない中での開催であったが、今年は群馬県が昨年開催の栃木県の思いを受け継ぎ、ここぐんま武道館で盛大に開催されることとなった。
今大会で最も注目すべきは、群馬県高体連補助員として参加した高校拳士達の”礼と節”である。会場へ向かうと朝から高校生補助員達の元気で明るい笑顔の挨拶で出迎えられた。
それは入口でも廊下でも至るところで繰り返され、会場へ訪れた関係者の心を晴れやかにしたに違いない。感謝の気持ちを込め以下に補助員として参加した空手道部を紹介したい。
前橋西高校、高崎高校、伊勢崎高校、伊勢崎興陽高校、
桐生高校、沼田女子高校、太田高校、高崎商科大学附属高校、
渋川工業高校、伊勢崎清明高校、前橋高校、前橋商業高校、
太田工業高校、下仁田高校、太田女子高校、伊勢崎商業高校、
健大高崎高校、高崎工業高校、利根商業高校、前橋工業高校、
渋川青翠高校、利根実業高校、前橋東高校、東京農大二高校、
中之条高校、渋川高校、沼田高校、高崎経済大学附属高校
尚、前橋西高等学校空手道部は2010年7月に開催された第41回関東空手道選手権大会(ミニ国体)においても補助役員として優秀な成績を収めていることを付け加えておきたい。
平成24年度第41回関東高等学校空手道大会
(2012年6月8日〜10日 群馬県総合スポーツセンター ぐんま武道館)
主催:関東高等学校体育連盟、(公財)全日本空手道連盟関東地区協議会、
群馬県教育委員会
主管:関東高等学校体育連盟空手道専門部、群馬県高等学校体育連盟、
群馬県空手道連盟
後援:(財)群馬県スポーツ協会、前橋市教育委員会
《組手》
◆男子個人[優勝]砂川純輝(横浜創学館)[準優勝]山浦拳一郎(日本航空)[第三位]大久保旭飛(横浜創学館)/鈴木航汰(拓殖大学紅陵)
◆女子個人[優勝]山田沙羅(帝京)[準優勝]古野ひかる(日本航空)[第三位]長谷川愛佳(日本航空)/松本 葉(帝京)
◆男子団体[優勝]横浜創学館[準優勝]日本航空[第三位]世田谷学園/花咲徳栄
◆女子団体[優勝]帝京[準優勝]拓殖大学紅陵[第三位]日本航空/花咲徳栄
《形》
◆男子個人[優勝]鈴木達也(世田谷学園)[準優勝]吉村拓真(埼玉栄)[第三位]松下祐輔(拓殖大学紅陵)/宇賀神拓斗(山梨学院大学附属)
◆女子個人[優勝]古川かれん(日本航空)[準優勝]三井愛理(水城)[第三位]清和田雅美(秀明八千代)/別府遥香(埼玉)
◆男子団体[優勝]拓殖大学紅陵[準優勝]県立前橋工業[第三位]水城/秀明八千代
◆女子団体[優勝]日本大学鶴ヶ丘[準優勝]宇都宮文星女子[第三位]県立横浜立野/八雲学園
佐藤祐香先生率いる帝京高校。プレッシャーの中、個人・団体ともに優勝を果たした。インターハイでの活躍が非常に楽しみである。
勝っても負けても、試合が終わった高校生には笑顔の花がよく似合う。
女子団体形で優勝した日本大学鶴ケ丘高校の皆さん
沼生由希、酒井優花、岸本真生、大矢真未、高橋由衣、榊原ひばりの6名が団体形にエントリーし、決勝では沼生、大矢、高橋がアーナンを演武し、団体形競技にて嬉しい初優勝の栄冠に輝いた。
男子団体組手で優勝した横浜創学館高校の皆さん
個人組手で優勝を果たした砂川純輝は団体組手決勝戦で大将の役割を果たし、チームに大きく貢献した。
全競技日程が終わり、後片付けのあと群馬県高体連役員スタッフが一堂に会した。県予選を突破して関東大会に出場した選手団、そして選手としては参加できなかった補助員。各々の役割を果たしたのち、代表選手から補助役員へ感謝のメッセージが伝えられた。感動的なクライマックスは試合の後に訪れた。
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