平成27年12月23日、10月に行われた2015紀の国わかやま国体の熱気覚めやらぬ、和歌山ビッグホエールにて第4回和歌山ビッグホエール全国高等学校空手道大会が開催された。
高体連空手道部の小野幸夫委員長をはじめ、ナショナルコーチの今井謙一先生、樋口大樹先生など115名の先生方のご協力で、会場には参加52校(男子47校、女子42校)、620名の高校拳士が集い練習の成果を余すところなく発揮され熱戦が繰り広げられた。
本大会は高体連空手道部の目指す人づくり「最強の人から最高の人へ」をモットーに近畿地区高体連の錬成大会から発展し、現在に至る。試合の方は名門、浪速と航空が圧倒的な強さを見せると思われたが、勝負の行方は実際に対戦をして見なければ分からないのが高校空手の魅力でもある。
厳しい予選を勝ち抜き、決勝トーナメントに進んだのは男子20チーム、女子16チーム。浪速は4チーム全てが決勝トーナメントに駒を進めるも予選通過の抽選結果でチームA・B・Dが潰しあう結果となった。準決勝では金鯱杯で優勝して勢いに乗る大阪学芸Aと浪速Aが激突。試合はもつれにもつれて代表戦となる。
代表戦、浪速は満を持して小崎友碁が選ばれ、対する学芸も真向勝負で藤井勇汰を起用、激しい攻防の末、2-3で藤井が勝利し大阪学芸が決勝戦に駒を進めた。
決勝戦では浪速Cが大阪学芸に付け入る隙を見せず、学芸一歩及ばず3-0で浪速Cが勝利し3回目の優勝に輝いた。
一方の女子団体組手は日本航空Aチームvs大阪学芸Aチーム。こちらも大阪学芸があと一歩及ばず、日本航空が勝利し3年連続3度目の優勝となった。
第4回和歌山ビッグホエール全国高等学校空手道大会
(2015年12月23日 和歌山ビッグホエール)
《組手》
◆男子団体[優勝]浪速C(大阪府)[準優勝]大阪学芸A(大阪府)[第三位]県岐阜商業(岐阜県)/浪速A(大阪府)
◆女子団体[優勝]日本航空A(山梨県)[準優勝]大阪学芸A(大阪府)[第三位]東大阪大学敬愛A(大阪府)/東大阪大学敬愛B(大阪府)
浪速高等学校空手道部の皆さん
日本航空高等学校空手道部の皆さん
大阪学芸高等学校空手道部の皆さん
箕島高等学校空手道部の皆さん
箕島高等学校空手道部の皆さん
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