1月25日(土)、全国警察空手道選手権大会が、兵庫県姫路市のウインク武道館(兵庫県立武道館)で開催され、全国19の都道府県警察から精鋭選手が参集し、団体組手と女子個人組手が行われた。
警察の空手道は、逮捕術にも有効な武道として古くから認知され、またオリンピック種目になったこともあり、高校・大学での空手道経験者が各都道府県警察空手道部で研鑽を積む者も多くなっている。
団体戦は、まず5つの予選リーグ戦が行われ、3チーム参加のリーグは1位チーム、4チーム参加のリーグは1位・2位チームが決勝トーナメントに進出、激戦を展開した。決勝戦は、地元での優勝を狙う兵庫県警と警視庁の対戦となったが、大将戦までもつれ込む大接戦を制した警視庁が2大会ぶり16回目の優勝を果たした。
並行して実施された女子個人組手では、全国から選抜された18名の選手が、男子に勝るとも劣らない白熱した試合を展開。決勝は、この大会初出場で、世界選手権・プレミアリーグなど国際大会でも実績のある川村菜摘(警視庁)が、大阪府警・門屋安里奈を制して、初優勝を飾った。
結果は以下の通り。大会レポートは2月22日発売の4月号に掲載予定。
第23回全国警察空手道選手権大会
期日/2020年1月25日(土)
会場/ウインク武道館(兵庫県立武道館)
主催/全国警察空手道連盟
後援/警察庁・兵庫県警察教養課
《団体組手》
[優勝]警視庁[準優勝]兵庫県警[第三位]京都府警/埼玉県警
《女子個人組手》
[優勝]川村菜摘(警視庁)[準優勝]門屋安里奈(大阪府警)[第三位]渡邉佳那子(富山県警)/平井彩夏(神奈川県警)
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