7月29日(土)・30日(日)、第42回関東ブロックスポーツ少年団競技別交流大会(空手道競技)が東京武道館にて開催され、1都7県を代表する少年少女が一堂に会して競技が行われた。28日(金)には4年ぶりに「総合開会式」がエスフォルタアリーナ八王子メインアリーナにて行われ、軟式野球・バレーボール・ミニバスケットボール・バドミントン団員らとの相互交流を深めた。
多年にわたり空手道スポーツ少年団の発展に多大なる貢献をし、青少年の健全育成にご尽力された浅賀達夫先生(茨城県)が大会直前の7月23日にご逝去され、突然の悲報に接し、開会式にて黙祷が捧げられた。浅賀先生のご遺志に報いるべく、神田典明競技委員長の開始宣言ののち、高垣永有くんと髙橋紗那さんが選手宣誓を立派に努めた。
スポーツ少年団の主役は文字通り少年拳士であり、空手道に励む子どもたちを楽しませよう、喜ばせようと少年の心を持ち続ける大人たちが創意工夫を凝らして大会運営を担い、参加者・指導者・保護者が三位一体となって大会が行われた。
形・組手競技ともに4年生・5年生・6年生の各1名ずつの団体戦で、1日目に予選リーグ、2日目は初日の成績により決勝トーナメントと交流戦トーナメントが設けられ、両トーナメントとも涙あり、笑いありのスポーツ少年団らしい試合が展開された。
個別の競技成績は、男女形種目で神奈川Aチーム、男女組手種目で千葉Aチームがそれぞれ第1位の栄冠を手にした。総合順位は総合力で勝った千葉県が147得点で圧勝。群馬県はチーム力を発揮して総合117得点で第2位となった。
(寄稿)
第42回関東ブロックスポーツ少年団競技別交流大会(空手道競技)
(2023年7月29日(土)・30日(日) 東京武道館)
《形》
◆男子[優勝]神奈川A[第2位]東京A[第3位]群馬A[第4位]栃木A[第5位]茨城A/千葉A/群馬B/埼玉A
◆女子[優勝]神奈川A[第2位]栃木A[第3位]神奈川B[第4位]千葉A[第5位]群馬A/埼玉A/埼玉B/東京A
《組手》
◆男子[優勝]千葉A[第2位]栃木A[第3位]千葉B[第4位]東京A[第5位]群馬A/群馬B/埼玉A/埼玉B
◆女子[優勝]千葉A[第2位]東京B[第3位]埼玉B[第4位]群馬B[第5位]群馬A/埼玉A/千葉B/東京A
《総合順位》
[優勝]千葉県[第2位]群馬県[第3位]埼玉県[第4位]東京都[第5位]神奈川県/栃木県/茨城県/山梨県
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