組手階級別の日本一を決める「第3回全日本空手道体重別選手権大会」、8月11日の女子組手5階級のレポート。
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-50kgでは、岡﨑愛佳(田子重)が大会2連覇を達成。
前年優勝のシードで決勝トーナメントから出場の岡﨑、準決勝で堤さら(国士舘大学)とのナショナルチーム対決を制す。そして決勝は小川千尋(同志社大学)との御殿場西高校OG対決となり、岡﨑が小川の挑戦を退けた。
-55kgでは、小堂利奈(京都産業大学)が初優勝。
予選リーグは同窓の大西照葉(京都産業大学)との対戦に勝利するなどして勝ち上がり、決勝では、ナショナルチームの島愛梨(佐賀県スポーツ協会)に競り勝ち、ついに日本一タイトル獲得となった。
-61kgでは、嶋田さらら(ビーテックインターナショナル)が初優勝。
予選リーグ、決勝トーナメントと着実に勝ち上がり、決勝では、前年優勝で今年インターハイ優勝と勢いづく澤木愛月(高松中央高校)を、1ー0で下した。昨年のプレミアリーグ福岡優勝など、日本の主軸へ成長を続ける嶋田、初の日本一タイトルとなった。
-68kgでは寺澤紗良(中部学院大学)が初優勝。
決勝では、昨年の全日本体重別と同じ永井カンナ(国士舘大学職)との対戦。10ー7と熾烈な決勝を制して初優勝となった。足技など多彩な攻撃が特徴の両選手の白熱した試合に、会場が大いに盛り上がった。
+68kgでは、杉田菫(国士舘大学)が初優勝。
前年準優勝の杉田、決勝は八頭司歩(バルコム)との対戦。八頭司に1点を先取されるも、残り時間僅かで追いつき、判定に持ち込む。判定は3ー1で、杉田が初優勝を果たした。小学生時代、長崎道場で全少3位を経験した場所と同じ東京武道館で、時を経てつかんだ日本一に、感極まった。
【全日本体重別大会 女子組手 結果】
女子組手-50kg
[優勝]岡﨑愛佳[準優勝]小川千尋[第3位]名取殊里亜/堤さら
女子組手-55kg
[優勝]小堂利奈[準優勝]島愛梨[第3位]崎山紬/上出亜矢那
女子組手-61kg
[優勝]嶋田さらら[準優勝]澤木愛月[第3位]山本文香/千葉満利愛
女子組手-68kg
[優勝]寺澤紗良[準優勝]永井カンナ[第3位]橋本鈴江/川原田陽和
女子組手+68kg
[優勝]杉田 菫[準優勝]八頭司歩[第3位]砂田依輝/西立野千空
【トーナメント結果↓】
https://www.karate-sys.com/3rdtaijyu/
【全試合のアーカイブ映像は全空連YouTubeにて】
KARATE WORLD TV [Youtube]