<全日本体重別・男子写真集&レポ>嶋田力斗3連覇!アジア代表が誇りを見せる

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組手階級別の日本一を決める「第3回全日本空手道体重別選手権大会」、8月12日の男子組手5階級では、ナショナルチームで9月のアジア選手権に日本代表として出場する選手たちが、その強さを示した。

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-60kgでは、橋本大夢(佐賀県スポーツ協会)が2年ぶり2回目の優勝。
決勝では八頭司恭仁(バルコム)に勝利した。新設された2022年の第1回全日本体重別で優勝、これを機に急成長を見せ、世界へ羽ばたいた橋本。プレミアリーグ年間王者2連覇、この階級で世界で最も勝ち続ける。今回、前回の優勝とは違う立場で、強さを見せた優勝だった。

-67kgでは、小崎友碁(佐賀県スポーツ協会)が初優勝。
持ち前のパワフルかつスピードのある技で勝利を重ねた。準決勝では浪速高校・近畿大学の先輩である中野大輝に勝利、決勝ではインターハイ優勝の勢いそのままにこの日も躍進した中村太耀(日本航空高校)を退けた。この春からクラブ指導を始め、新たな挑戦を通じ自身の空手をより高めており、ついに体重別の日本一に輝いた。

-75kgはJKFナショナルチームメンバーの荒木弘貴(熊五郎)が初優勝。
予選リーグ2試合を無失点で勝ち上がり、準決勝では岩崎光希(兵庫県警)に3ー1、決勝は鮮やかな得点を重ね、南元希(近畿大学)を8ー3で下した。相手の虚を正確につく堅実な試合運びが光った。

-84kgでは、嶋田力斗(丸喜運送店)が優勝。第1回大会からの3連覇達成となった。
ライバル・森優太(青森県競技力向上対策本部)との準決勝を6ー1で制し、決勝は阿部遥佑(法政大学)を8ー0で圧倒した。世界で最も過酷と言われる-84kgで日本代表として戦う嶋田、技の一つひとつの説得力、風格に凄みが増した。秋の国際大会シーズンへ向け、ギアを上げる。

+84kgでは、平田京(三菱重工名古屋)が初優勝。
前年大会で準優勝の平田、決勝は五十嵐剛生(近畿大学)に8ー4で勝利した。東洋大学をこの春卒業し、三菱重工名古屋で社会人として新たな環境の中で励む平田、ひとつ大きな結果を残した。

橋本、小崎、嶋田、平田の4選手は、9月に中国で開催されるアジアシニア選手権の各階級の日本代表に決まっている。この全日本体重別での優勝を引っさげ、アジア制覇を狙う。

【9月20日〜開催】アジアシニア選手権、日本代表
https://www.karatedo.co.jp/news/topics/20240720/37475

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【全日本体重別大会 男子組手 結果】
男子組手-60kg:[優勝]橋本大夢[準優勝]八頭司 恭仁[第3位]河村啓太郎/伊東大希

男子組手-67kg:[優勝]小崎友碁[準優勝]中村太耀[第3位]芝本 航矢/中野 大輝

男子組手-75kg:[優勝]荒木弘貴[準優勝]南 元希[第3位]岩崎 光希/片岡 大樹

男子組手-84kg:[優勝]嶋田 力斗[準優勝]阿部 遥佑[第3位]山口 聖也/森 優太

男子組手+84kg:[優勝]平田 京[準優勝]五十嵐剛生[第3位]岩崎祐和/近藤大斐樹

【トーナメント結果↓】
https://www.karate-sys.com/3rdtaijyu/

【全試合のアーカイブ映像は全空連YouTubeにて】
https://www.youtube.com/@JKFOFFICIALCHANNEL

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