中学武道必修化に向けて研究事業

平成24年より中学校で「武道」の授業が必修となる。「空手道」の特性をふまえた指導の研究会が2泊3日の日程で行われ、空手道に携わる中学校教諭ら9名が参加した。

日本武道館研修センターにて、勝浦中学校の生徒10名(空手未経験者)の協力のもと、初めて空手にふれる中学生に対して、どのように授業を進めるか、模擬授業と協議を通して研究を深めた。

中学校の授業を想定して、午前中は2時間のあいだに基本的な立ち方と技の名称をゲーム形式で覚え、基本的な形の一部を覚え、団体形で発表するなど工夫をこらした内容に。

生徒たちにからは「空手は格好いい」などと感想が聞かれ、手ごたえを感じられた一方、マニュアルの必要性や、指導の中で新指導要領に準拠した教育のねらいをどこまで実現できるかなど、さらなる研究が求められる。

平成21年度中学校武道授業(空手道)研究事業
日時/2010年1月8日〜10日
会場/日本武道館研修センター
主催/(財)日本武道館・(財)全日本空手道連盟・日本武道協議会

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中学校などで教鞭をとる空手道関係者が参加し、行われた研究会

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