シモハナ物流グループ空手道部実業団参戦

広島県坂町に本社を構える、シモハナ物流株式会社とグループ会社の株式会社九動(発電所のメンテナンス等をする会社)が、空手道経験者が多い事から、この度、『シモハナ物流グループ空手道部』として、西日本実業団に登録申請し許可された。

シモハナグループは、3,000人を超える社員を抱え、大手コンビニやスーパー、外食産業の配送などで、利益率業界ナンバーワンを目指す企業である。

会長、社長共に近畿大学工学部の空手道部出身で、会長の下花健男氏は、近畿大学工学部のOB会長として、他に例を見ない学生支援は有名な話である。また、下花実社長は、広島国体無差別級で第3位入賞の経歴を持っている。現在シモハナ物流は、西日本一円はもとより、東海地区にも進出し、来春からの関東進出を見据えた業務拡大に伴い、新入社員も物流、九動を合わせ30名を超え、その内6名が空手道部出身者という事も重なり、この度の、空手道部発足になった。

空手道部出身者は、社内でも明るく元気があり、礼節を重んじリーダーシップを発揮していると評判になったのも、空手経験者を多く採用する要因でもある。
しかしながら、普段は全国40にも上る各営業所に配属されている事から、社員揃っての合同稽古は難しく、この度、近畿大学工学部での合同合宿となった。

4月18日の近畿大学工学部(広島県東広島市)での合同稽古では、全員御揃いの『シモハナ』の胸マークの真新しい道衣をまとい、社会人らしくよく調和がとれまとまりのあるところを見せていた。空手の実践から遠ざかっている者も多く、まだまだ動きは重かったが、チームワーク、元気良さでは大学生を圧倒する場面もみられた。あと一月後に迫る西日本実業団、また最終目標でもある、全日本実業団選手権大会に向けて、ますます士気が高まり、『西日本までもう一回練習だ!』と三重野秀樹監督も気合いが入っていた。

実業団空手界を盛り上げる存在に期待したい!!

【シモハナ物流グループ空手道部組織概要】
会長: 下花健男(近畿大学工学部出身)
社長(部長): 下花 実(近畿大学工学部出身)
師範: 松元和昭(福岡大学出身)
監督: 三重野秀樹(近畿大学工学部出身)

プレーイングコーチ: 井窪智康(近畿大学工学部出身)
プレーイングマネージャー: 多賀洋勝(近畿大学工学部出身)

主将: 冨川 通弘(近畿大学工学部出身)
部員: 木村 直央(近畿大学工学部出身) / 遠藤晋也(帝京大学出身) / 小丸忠之(日本体育大学出身) / 岩山好行(阪南大学出身) / 平野佳秀(大阪商業大学出身) / 西川幸宏(大阪商業大学出身) / 谷崎慎太郎(明治大学出身) / 大本淳人(近畿大学工学部出身) / 林 冠太(鹿児島城西高校出身) / 藤原匠吾(鹿児島城西高校出身)

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