2020年東京五輪正式種目に!「空手道推進議員連盟」発足

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 日本古来の武道であり、世界中で人気を博す空手道のさらなる普及発展を目的として「空手道推進議員連盟」が発足した。最大の目的は【2020年東京オリンピック・パラリンピックでの空手道の正式種目入り】である。

 議連には82名が入会し、6月18日の設立総会には67名が出席した。総会の中では趣旨・規約の承認、全日本空手道連盟役員の紹介等が行なわれほか、菅義偉内閣官房長官が会長に就任するなど下記のように役員人事が決定した。
 
 国際オリンピック委員会(IOC)ではオリンピック種目数再検討の動きがあり、この機会を逃すまいと立ち上げた議連である。

 大学時代に4年間空手道部で汗を流したという菅氏は「私自身もかつて空手道を通じ精神を鍛えたことが今役に立っています。国民のみなさまに空手道を広く普及すると同時に、2020年東京五輪の正式種目入りを目指し、ご協力をお願いします。全日本空手道連盟としっかりと連携しながら議員連盟を拡大・発展させていきたいと思います」と挨拶した。

 笹川堯・全空連会長は「世界空手連盟のアントニオ・エスピノス会長も、今回の議連発足を大変喜ばれています。空手道の五輪正式種目入りという国民の願いを成就させたいと思っております」と挨拶。7月にはIOCのバッハ会長と面会し、空手道の魅力を直接PRする予定である。

 総会の終盤には2012年世界空手道選手権大会女子形チャンピオン、宇佐美里香さんがトマリバッサイを演武し、キレのある動作と気迫に注目が集まった。

《空手道推進議員連盟 役員》
[最高顧問]高村正彦
[最高顧問]石破 茂
[会長]菅 義偉
[幹事長]竹下 亘
[事務局長]佐藤正久

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