12月9日(火曜日)、日本空手道会館において、全日本空手道連盟が記者会見を開いた。
前夜に国際オリンピック委員会(IOC)が五輪改革案「アジェンダ2020」を発表したことを受けて開催したもので、全空連の栗原茂夫副会長、有竹隆佐専務理事、近藤彰郎常任理事(メディア広報委員会)、そして世界空手連盟の奈藏稔久事務総長が出席した。
また、第42回全日本大会優勝の染谷香予選手、第22回世界大会銅メダリストの植草歩選手も出席。約30社のメディアが取材に訪れた。
会見の中で奈藏事務総長は、「(種目追加の)原則は決まったが、詳細についてはこれから。全空連、日本オリンピック委員会(JOC)、組織委員会、IOC、世界連盟の5者が多くの実務を通して詰めていくことになるが、5者間に立って、他競技とはまったく別の次元で推し進めて行きたい」と話した。
今後の具体的なスケジュールについては「現時点では決まっていない」(奈藏事務総長)とのことだが、全空連からJOCや組織委員会に対して、空手道のオリンピック種目としての適合性・魅力をプレゼンテーションしていくことになる。
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