12月17日、経団連会館(東京都千代田区)で行なわれた「日本経済団体連合会(以下・経団連) 第5回スポーツ推進委員会企画部会」にて、全空連が空手道のプレゼンテーションを実施した。
経団連のスポーツ推進委員会は、2012年に発足。2020年に行なわれる東京オリンピック・パラリンピックに向け、経済界によるスポーツ支援を一段と強化するために活動している。
会合には、スポーツに関連する大手企業などの役員をはじめ70社が参加。野球・ソフトボールと並び、オリンピック競技入りへの注目が高まっている空手道、その期待度の高さゆえに、野球・ソフトボール関係者とともにこの会合に招かれ、全空連からは笹川堯会長、栗原茂夫副会長らが出席した。
そこでは世界空手連盟事務総長の奈藏稔久氏が『空手道のオリンピック正式種目化を目指した取り組み』と題し、空手道をPR。競技説明、世界的な普及率の高さ、五輪競技実施にあたってのメリットなどを、映像を用いて説明した。
全空連としては経済界でのPRは初めてのこととなった今回。参加した役員には、空手道の新たな市場の開拓に向けた大きな一歩となり、今後の空手道の五輪競技入り、また競技入りを達成した後の経済界の支援に大きな期待が持てる機会となった。
映像を用い、空手道の競技説明、世界的普及度を通じ、五輪競技としての適合性の高さをアピール。
左から栗原茂夫副会長、笹川堯会長、奈藏稔久世界空手連盟事務総長。
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