3月4日(水曜日)、東京都千代田区の憲政記念館において「平成27年武道振興大会」が開催されました。主催は武道議員連盟・日本武道協議会・(公財)日本武道館の三者。
この中で、中学校武道必修化の充実や武道施設への支援といった要望が盛り込まれた大会決議が満場一致で承認され、下村博文文部科学大臣に手渡されました。
中には、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に関する項目があり、「空手道の種目採用を強力に推進する」と明記されています。(下記に引用)
二〇二〇オリンピック・パラリンピック東京大会の成功に向け、空手道の種目採用を強力に推進するとともに、柔道会場となる日本武道館の建物・設備の充実に最大限の支援・助成を行うこと。また、武道の国際的普及振興を確かなものとするため、日本武道代表団や武道指導者の海外派遣事業をより一層推進し、必要な支援、助成を行うこと。(大会決議文より)
この決議により空手道は、大会主催者である3団体と参加した9つの武道団体から、オリンピック種目採用について後押しを得ました。「武道仲間」からのたいへん力強い応援です。
これに対して全空連の笹川堯会長は「2020年だけでなく、2024年以降も見据え、武道の本質を守りながら、スポーツとしての発展を目指します。オリンピック採用まで、そしてその後もご支援をお願いいたします」と感謝を述べました。
決議文を受け取った下村文科相(右)と前田武志・武道議員連盟副会長
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