4月22日~23日の2日間、日本空手道会館において「平成29年度ジュニア強化選手選考会」が開催され、参加資格を持つ約170名の選手が挑戦した。
初日に形種目と女子組手種目、2日目には男子組手種目を実施。厳格な選考の結果、内定者を決め、参加者に即日通達された。内定者は5月の常任理事会を経て平成29年度強化選手として正式に決定される予定である。
そして本選考会では、2018年10月にアルゼンチンで開催される『第3回ユースオリンピック・空手競技』の概要が発表され、選考会においても対象年齢の選手が多く内定。今後、来年のユースオリンピックに向けて今年のアジアジュニアカデット大会などの国際大会などで重点的に強化をしていくことになる。
IOC主催のオリンピックゲームズで初めて空手が実施される2018ユースオリンピック。日本空手界におけるファーストオリンピアン候補生が選ばれ、いよいよ本格的に強化に乗り出した形だ。
以下、この日公開されたユースオリンピックの概要。
【第3回ユースオリンピック】
◎開催地:ブエノスアイレス(アルゼンチン)
◎日時:2018年10月6日~18日
ユースオリンピックはジュニア世代のオリンピック。オリンピック同様、4年に一度開催で、2018年大会に空手競技が初採用
【2018ユースオリンピック 空手競技概要】
◎種目:男女組手3階級ずつ、各階級で世界中から8名が出場
組手男子-61kg/-68kg/+68kg
組手女子-53kg/-59kg/+59kg
◎年齢制限:2001年1月1日~2002年12月31日に生まれた者。かつ2018年6月30日時点で満16歳か満17歳であること。
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