空手道小学生日本一を決める「第17回全日本少年少女空手道選手権大会」が、8月5日・6日の両日、東京武道館で開催された。学年別男女形組手で全24種目、各種目のシード選手、また全国の厳しい予選を勝ち抜いた誇るべき2235人の小学生拳士たちが熱戦を繰り広げた。
初日の組手種目では、前年優勝者や過去の実績豊富な選手が序盤で敗れるなど、大混戦。熾烈なトーナメントで、連覇を達成したのは、6年生女子組手の野村怜菜選手と5年生男子組手の三浦拓巳選手のわずか2人。全国的な小学生の組手レベルの急激な上昇が見て取れた。
2日目の形種目には、スーパー空手少女・高野万優選手が5年生女子形に登場。今年も見事に優勝し、5連覇を達成。来年はいよいよ全少6連覇という史上初の快挙に挑む。だが、準優勝の山口寧々選手が決勝で素晴らしいカンクウショウを見せたのをはじめ、高野選手の学年は次々と強豪が名乗りを上げている。昨年は高野選手は全て5-0で勝利し優勝したが、今年は旗を分ける試合が多かった。
また、6年生男子の若林寛斗選手と2年生女子の原田玲花選手も見事に連覇を達成した。
急激な競技レベル上昇で、ますます盛り上がりを見せる『全少』。小学生日本一を決める真夏の祭典にふさわしい熱戦が、今年も繰り広げられた。
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