第54回国際玄制流空手道連盟武徳会全国大会が開催されました。

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7月15日、第54回国際玄制流空手道連盟武徳会の全国大会が、朝霞市立総合体育館(埼玉県)で開催され、形、組手、古武道(ヌンチャク、棒術)競技が行われました。

昨年に続いてオーストラリアから選手が参加、西日本豪雨で被災した広島、岡山、福岡の各本部からも例年通り選手の出場が実現しました。

会長挨拶で土佐樹誉彦先生は、「本年は、世界空手連盟のオフィシャル形リストに、玄制流の「三才」と「岸本のクーシャンクー(公相君)」が明記された記念すべき年となりました」と挨拶。
「今日、皆さんが大会に出場できるのは、ご両親、指導してくださる先生方、一緒に空手道に励む仲間、大会を支えてくれる係員の皆さん、何ヶ月も前から準備された準備委員会の方々、来賓の方々、審判の先生方のお陰です。そして被災地では多くの方が困難な生活を余儀なくされています」と述べました。

会場には「Say Oss 募金箱」が置かれ、募金は全額、西日本豪雨災害の義援金にすることなどが伝えられました。

選手宣誓で林幸典選手(東京・練馬大泉)は「この日のために一生懸命練習に励んできました。今日は日頃支えてくださる先生方、保護者の方に感謝を込め、正々堂々、勝負に挑むことをここに誓います」と述べました。

式典では埼玉県立杉戸高校空手道部のみなさんが「三才」を演武。本大会の花形種目・一般男子自由組手(玄制流ルール)では、安座間裕選手(埼玉・所沢)が上段突き2つで優勝を決めました。
大会の模様は、JKFan10月号(8月23日発売)でご紹介いたします。

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