1月19日(土)、東京都昭島市の昭島市立福島中学校(長野基校長、全校生徒225名)の公開授業日において、(一社)東京都空手道連盟による空手道についての講演と形の演武が行われました。
今回の公開授業は、2020年東京オリンピックに向けて、スポーツへの理解を深めるとともにスポーツの魅力、スポーツが持つ可能性、目標に向かって努力することの意義などについて、生徒や保護者がともに学ぶ機会を目的に同中学校が企画し、東京都空手道連盟が中学校での空手道授業普及推進の一環として協力しました。
空手道についての講演では、坂梨孝美・東京都空手道連盟専務理事が全校生徒と保護者に向けて、武道としての空手道の魅力やオリンピック種目となった空手道の競技としての見方などについて、わかりやすく語りました。
形の演武は、臼井青空選手(昭空会・東大和市立第五中3年)と加藤匠選手(昭空会・昭島市立昭和中3年)が、それぞれ松濤館流のエンピとウンスを演武。続いて、関根斗夢選手(国士舘大学3年)・山崎郁弥選手(同大学3年)・中村龍平選手(保善高校3年)が、団体形でアーナンを演武しました。
ほとんどの生徒・保護者は、直に形の演武を見るのは初めてとあって、特に団体形アーナンの分解の迫力には、驚きの表情を見せていました。
福島中の長野校長は、「形の演武が始まった瞬間、体育館内がしんと静まり返り、生徒も保護者もすべてが魅せられてしまいましたね。特に生徒達は空手道という武道に何か感じるものがあったはずです」と感想を述べました。
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