本日3月16日より、日本空手道会館において、平成30年度流派別【基本・形】特別指導講習会が開催されています。本講習会は空手道の特徴である「形」の研鑽機会とし、参加者の資質向上を目指すもので、本日は剛柔流と和道流を行い、明日17日は松濤館流、来週23日には糸東流をそれぞれ行います。
本日は9時30分より開講式が開催され、全日本空手道連盟・栗原茂夫副会長が「参加者の皆様には、この講習によって形の本質を学び、また地域にて各々の指導に活かしていただければ幸いです」と挨拶。また、2月21日に2024パリオリンピック組織委員会(COJO)が発表した2024年のパリオリンピックでの「開催都市提案の追加競技種目」において空手道が含まれなかったことついて言及し、「全空連はWKF(世界空手連盟)とともに、空手道をオリンピックに入れるための活動を諦めない」と最終決定まで全力を尽くす強い意欲を示しました。
その後、流派に分かれて指導が行われました。午前は、基本「立ち方と運足、突き、蹴り、受け」について丁寧な説明がなされ、その後、「基本形」(剛柔は撃砕第一・第二、和道はピンアン初段~五段)と剛柔は三戦を再確認。午後には、分解を交えた第1指定形・第2指定形の講習が行われました。
講師
剛柔流:塩見 明、佐藤重徳
和道流:柳田俊介、前田利明
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