12月7日から2日間行われた「第47回全日本空手道選手権大会」。大会2日目となる8日は、群馬県高崎市の高崎アリーナにおいて個人戦の組手・形の男女4種目が行われた。
形種目は、全日本選手権では初めて得点制を実施。
男子形は、世界選手権3連覇中の喜友名諒がアーナンで28.32点の高得点を獲得、史上最多に並ぶ8連覇を達成。
女子形は、2014、16年世界選手権連覇の清水希容が大会7連覇を達成した。
男子組手は、本年9月のプレミアリーグ・東京大会67㎏級で優勝の五明宏人が、一昨年の愛媛国体優勝の本田哲也を上段蹴り2発を含め8点差で優勝した。
女子組手は、決勝で斉藤綾夏が全日本5連覇を狙った植草歩を6ー4で破って初優勝。
両選手には、天皇盃・皇后盃が授与された。
8日は、個人戦の組手準決勝~形組手の決勝がNHK Eテレで生中継された。また多くの観客が観戦に訪れ、2日目は約5600人の来場者数となった。
<3位までの結果>
《組手》
◆男子個人[優勝]五明宏人(神奈川県)[準優勝]本田哲也(愛媛県)[第三位]立花彪貴(学連)/安藤大騎(兵庫県)
◆女子個人[優勝]齊藤綾夏(山口県)[準優勝]植草 歩(前年度優勝)[第三位]嶋田さらら(千葉県)/八頭司歩(宮崎県)
《形》
◆男子個人[優勝]喜友名諒(前年度優勝)[準優勝]新馬場一世(全空連推薦)[第三位]本 一将(実業団)/西山 走(九州地区)
◆女子個人[優勝]清水希容(前年度優勝)[準優勝]岩本衣美里(実業団)[第三位]大野ひかる(九州地区)/尾野真歩(全空連推薦)
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