1月28日(木)、全空連・全日本障がい者空手道競技大会及び日本空手松涛連盟全国車椅子空手道選手権大会で活躍する加藤咲子選手(学校法人大阪学芸職員、NPO法人日本空手松涛連盟大阪南支部)を大阪学芸高校にて取材しました。
加藤選手は、空手は小学校1年生から始め(聖心会、松浦三治先生)、小中高と形・組手の選手として活躍しました。その後、大学生(関西外国語大学)の時に難病の筋ジストロフィーを発症。15年ほど空手から遠ざかりましたが、車椅子空手があることを知り、松浦三治先生の子息の松浦隆典先生(大阪学芸高校空手道部OB、現同部コーチ)に相談、マスターズ大会で活躍する松下順先生(松和館空手教室河内長野支部・江坂支部)の紹介で車椅子空手ができる道場(日本空手松涛連盟・下西安雄先生)にて車椅子空手の稽古を始めました。
2015年からは、車椅子空手での大会に出場をし始め、一昨年の第15回全日本障がい者空手道競技大会では、女子形第1部-3-3,4と女子組手第1部-3-5にてダブル優勝。同年、アイルランドで行われた松涛連盟国際車椅子空手道選手権大会でも形・組手のダブル優勝を果たしました。
加藤選手は、日常生活では杖を使用していますが「大好きな空手を始めたことで歩ける距離が伸び、体力も維持できている。何よりもこうして空手を続けられることがうれしい。空手のおかげで仕事も変わり(2019年12月より学校法人大阪学芸職員)、車椅子空手を始めてからは本当に大きく人生が変わりました。今後もこの変化を楽しんでいきたいと思います」と語ってくれました。
詳細は2月22日発売の「JKFan4月号」に掲載します。
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