3月8日(月)、連載「先生の特別授業」の取材で三重県三重郡川越町の「三重県立川越高等学校」を訪れました。
三重県の北部・川越町にある同校は、1986(昭和61)年に創立され本年で35周年を迎えます。創立当初から文武両道を理念とし、地域での進学校として、また部活動では空手道部のほか、陸上部も県内では強豪として有名です。
空手道部は1997(平成9)年に創部されました。現在は、三重県出身の酒井佑紀先生が顧問・監督を務めています。酒井先生は、小学校4年生から空手を始め(剛柔流空手道尚武会東員道場)、中学校時代には全中に出場した実績があります。県立桑名高校を経て中京大学体育学部に進み、空手道部で研鑽を積みました。大学在学中には、全日本大学選手権の団体組手メンバーとして、全日本学生選手権には個人形で出場しています。大学卒業後、社会人3年目の年に県立高校の採用試験に合格。県立尾鷲高校に赴任し、空手道部を4年間指導。その後、3年前に県立川越高校へ異動、空手道部の顧問・監督に就任し、現在に至ります。
部活の指導者になってからは「とにかく楽しむこと」「夢を持つこと」「置かれた環境をプラスに変える」を部のテーマに指導。審判員の資格も取り、自身の指導力向上に努めています。空手道未経験の部員が多い川越高校に赴任後は「初心者から日本一」という大きな夢を抱いて指導しています。
現在、間近に迫った全国高校選抜(東京)での上位入賞(女子個人組手-53kg級と女子個人形に出場)、そして夏のインターハイ出場を目標に日々練習に励んでいます。
酒井先生にご自身の空手歴、指導歴、指導法、今後の展望などを、キャプテンの日置真緒さんには部のアピールポイントをお聞きしました。
詳細は3月23日発売のJKFan5月号に掲載します。
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