4月14日(水)、「あなたのまちの空手道場探訪」の取材で、「全日本空手道連盟剛柔会 極心館」(館長:稲荷晴之先生)を訪れました。
極心館は、高校入学後に京都市の剛柔流拳心館(岡村光康先生)で研鑽を積んだ現館長の稲荷晴之先生(亀岡市出身)により、1992年(平成4)年に設立され、来年には30周年を迎える道場です。現在は、亀岡市の3つの小中学校にて、約60名の道場生が活動をしています。
極心館では、設立当初から「幼児から熟年層まで、生涯修練」を道場のテーマにしてきました。「特に親子での入門を勧めています。親も「道場生」となることで「教えてもらう側の姿勢」や「目上の人との接し方」を子どもに見せることができます」(稲荷館長)。そのため、現在では子どもと一緒に入門する親御さん、特に母親が多いと稲荷館長は言います。
実際の指導では、稲荷館長をはじめ指導者は、子ども達個々の年齢や技術レベル、性質に応じた話し方で指導し、同じ動作でも言い方を変えるなどわかりやすい工夫をしています。
競技面では、全空連の全国大会で入賞する選手は出ていませんが、剛柔会全国大会では優勝をはじめ入賞者を多数出してきました。
来年は、道場開設30周年を迎える極心館。今後も空手道を通じて「辛いことや、苦しい事に耐えられる、心を極める強い子ども達に育って欲しい」と稲荷館長。
館長の稲荷晴之先生にご自身の空手道歴、道場の沿革、指導法、今後の展望などについてお聞きしました。
詳細は5月21日発売の「JKFan7月号」に掲載します。
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