8月28日、東京武道館において第21回全日本少年少女空手道選手権大会「全少」が開幕した。2年ぶりの開催となった本大会。例年と異なり、感染症対策として、出場可能選手を各都道府県1名に限定。都道府県チャンピオンたちが覇を競う大会となった。
大会初日は組手種目、各学年男女の12種目が行われた。そのなかで、大阪府の選手が最多の3種目制覇。2年生女子組手の山見杏里、3年生女子組手の吉福百葉、4年生男子組手の峯岡颯祐の3選手が優勝した。続いて北海道、静岡県が2種目で優勝した。
注目の最上級生・6年生組手では、女子は嵯峨佳依(北海道)、男子は五百川燎優(埼玉県)がそれぞれ制した。
嵯峨は長身からのしなやかな足技を軸にし、決勝では回転裏回し蹴りを決め、スーパーテクニックで会場を沸かせた。自身3年生時以来、2度目の頂点へ。
強豪続々の6年生男子組手、五百川は決勝では自身よりも高身長の相手に先制される展開も、残り時間3秒で逆転。勝負強さを見せて優勝を果たした。
大会2日目の29日は、形の12種目が行われる。
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配信ページリスト
【各種目ベスト8入賞者一覧・トーナメント結果】
女子組手結果
男子組手結果
【各種目優勝者】
6年
女子組手 嵯峨佳依(北海道)
男子組手 五百川 燎優(埼玉)
5年
女子組手 大森海里(香川)
男子組手 佐藤雄登(静岡)
4年
女子組手 近藤舞桜(静岡)
男子組手 峯岡颯祐(大阪)
3年
女子組手 吉福百葉(大阪)
男子組手 菅宮清志郎(茨城)
2年
女子組手 山見杏里(大阪)
男子組手 佐々木啓丞(徳島)
1年
女子組手 土岐穂佳(北海道)
男子組手 丑田一翔(兵庫)
大阪府の選手が最多の3種目制覇。4年生男子組手で優勝した峯岡颯祐(右)。
6年生女子組手優勝の嵯峨佳依(北海道)。
6年生男子組手優勝の五百川燎優(埼玉県)。
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