本年8月号より連載中のトレーニング特集「MATSUO method® パワーライントレーニング」。10月発売の12月号から2号にわたって、「蹴り」に特化したトレーニングメニューを紹介いたします。
パワーライントレーニングは、高体連での公立校の強豪・兵庫県立兵庫工業高校空手道部のトレーナーであり、大阪の強豪道場・矢倉道場などでトレーニングを指導している和田真介先生(日本空手道糸東流練心館・和田山道場館長、STUDIO-QB代表)によりトレーニングメニュー紹介してもらい、本誌読者の道場・部活の指導者や選手などに好評を博しています。
「MATSUO method® パワーライン」とは、松尾祐介氏が考案し、人間の持っている潜在能力「センス」と言われる部分のトレーニングで、競技におけるセンスの向上を可能にするもの。例えば最初の一歩のスピードアップ、切り替えし動作の改善など、身体・動きの質をあげ、身体の細胞単位に刺激を与えて向上を図るトレーニングです。
今回は、不定期ながら和田先生がトレーニング指導をしている元空手選手で現在はプロボクサーの船橋真道選手(3150ファイトクラブ・亀田興毅会長)にトレーニングモデルとしてご協力を頂き、取材・撮影を行いました。
船橋選手は、空手の強豪である大阪の浪速中学・浪速高校・近畿大学で活躍し、全中選抜優勝・インターハイ優勝・全国高校選抜優勝・全日本学生優勝・国体優勝の他、全日本ナショナルチームにも所属し国際大会でも優勝するなど数々の戦績を残しました。
その後、昨年に空手選手としては現役を引退し、当時からトレーニングを取り入れていたことがきっかけでボクシングの道に入り、3150ファイトクラブに所属。本年3月のプロテストに合格し、5月にはプロとして第1戦(ライト級)を戦い結果は引き分けに終わりましたが、現在は年末に予定されている第2戦に向けてトレーニングに励み、将来は世界チャンピオンを目指しています。
空手選手としては一線を退いた船橋選手ですが、空手の指導は道場等で続けており、「まだ短期間ですが、和田先生のパワーライントレーニングによって、ボクシングと空手の技術向上につながっています」とパワーライントレーニングの成果を語ります。
「シンプルなトレーニングで技の深度を上げる」をメインコンセプトに展開しているパワーライントレーニング。
船橋選手がモデルでの掲載は、10月22日発売の12月号、11月22日発売の2022年1月号の2号で予定。
ご期待ください。
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