好評連載中の特集「強豪道場の練習メニュー探求」。5月発売の7月号は、2009年に北海道札幌市に創設した寺田道場(代表:寺田徹也先生・国際松濤館空手道連盟)です。
寺田道場は、現・北海道空手道連盟会長の斉藤栄吉先生(斉藤道場)のもとで選手兼指導に携わっていた寺田徹也先生(北海高校空手道部監督としても指導)が、2009年に道場を立ち上げました。
設立当初から、自身の経験と指導論をベースに積極的に道内・道外の強豪道場との練習試合や練習会に参加し、各先生方とも考え方、とらえ方、指導の仕方などの意見交換をし、現在の組手試合でのあらゆる局面で強さを発揮するための理論・練習方法を確立させています。
「何よりも、子ども達が私の指導にしっかり答えてくれていますね」(寺田先生)。
その結果、この5、6年は競技での成績も上昇。全少や全中、全中選抜などの全国大会でも活躍し、2018年の全中(第26回全国中学生空手道選手権大会)女子団体組手においての優勝をはじめ、2019年の全少1年男子組手において宮口大輝君が優勝、2021年の全少1年女子組手では土岐穂佳さんが優勝など、多数の競技実績をあげています。
さらに、本年には寺田道場から強豪高校に進んだ久保田真貴さん(高松中央高校・ジュニア女子個人組手-48kg)と後藤星奈さん(光明学園相模原高校卒・U-21女子個人組手-61kg)が、全空連ジュニアナショナル強化選手に選出されました。
また、寺田道場では2020年5月末に開設された「空手キッズオンラインサロン(https://lounge.dmm.com/detail/2671/)」にも加わり、全国の強豪道場とZOOMを利用してオンライン練習を行っています。
今回は、ジュニア世代の組手「中級者」レベル向けに寺田道場で日頃実践しているあらゆる攻撃・防御に対応したパターン練習を紹介してもらいました。「2020年1月号で掲載してもらいました特集(組手のあるあるミス対策)と同様に、基本中の基本の要素が多いですが、今一度立ち戻って欲しい内容です」(寺田先生)。
詳細は、5月23日発売の7月号で掲載いたします。ご期待ください。
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