7月3日、国際武道大学(千葉県勝浦市)において、「第1回日武戦」が開催された。
これは、日本体育大学と国際武道大学の両校空手道部が、体育大学空手道部としての共栄を図ろうと企画されたもの。年に一度、互いの力をぶつけ合い、切磋琢磨する機会として、この度始まった。
第1回「日武戦」は、各校代表の男子15人制、女子7人制による、団体組手試合が行われた。女子は4勝2敗1分で日体大が、男子は8勝4敗3分で武大が、それぞれ勝利した。なお両校の形選手が演武を披露した。
日武戦の前日には両校の合同練習会が行われ、今回ホストとなった武大が技術を紹介するセミナー形式での練習が行われた。荒川尊祐監督の指導、そして練習会に駆けつけた井戸康善OB(兵庫工業高校監督)がその技術を伝え、実践練習した。
さらに、大学生選手も各々の技術を紹介。体育大学の学生として、空手技術の理論立て、それを言語化して伝える能力、武大の「空手IQ」の高さを感じさせる時間となった。そのなかには、6月の全日本学生を制した池澤海選手のセミナー時間も設けられた。学生No.1選手の技術に、参加した両校の選手は目を輝かせていた。
〜日武戦の模様、武大理論&空手道部の特集を、7月22日発売のJKFan9月号で掲載予定〜
第1回「日武戦」
2022年7月3日/国際武道大学7号館
協力:勝浦市空手道連盟、勝浦市広報課、国際武道大学空手道部卒業生会、(株)チャンプ
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