劇場で気持ち高まる演武と観戦!全日本団体形(3決・決勝)初代日本一が決定!

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「第1回全日本空手道団体形選手権大会」の決勝・3位決定戦が、7月22日(金)18時からホテルメルパルク東京イベントホール(東京都港区)において開催された。

(公財)全日本空手道連盟が主催する新たな全日本選手権として始まった今大会。女子団体形、男子団体形の2種目で、初代日本一が決定した。

女子決勝の近畿地区Aと近畿地区Bの対戦は、大阪の高校ライバル対決に。JKFジュニアナショナルチームのメンバーが組んだ浪速高校チームと、4月の全国高校選抜大会で優勝した大阪学芸高校チームが対戦。お互いにアーナンでまさにガチンコ対決となった両チームの試合はハイレベルの接戦で、大阪学芸チームが26.00点で勝利、初代王者となった。

男子は、関東地区Aチームが優勝。決勝のゴジュウシホショウは迫力十分、26.12点で相手チームに大差をつけた。梅山晟也、梅山竣也、本島照英の大学生と社会人のチーム。3選手とも群馬県出身で「社会人として長く続けてきた仲間と初代王者になれたことがとても嬉しい」と梅山晟也選手。

今大会のメダルマッチは、空手の魅力を広く世の中に発信すべく、観覧者を意識した大会とした。会場を劇場にし、会場装飾や照明、音響をはじめ、選手入場や得点発表時の演出を実施。開始時間を金曜夜の18時からにし、大会時間は90分と短時間にし、ひとつひとつの演武を観客がより楽しむことのできる空間づくりを目指した。劇場演出の効果で、観客の大きな拍手とそれが反響する会場、観客の盛り上がりが選手の気持ちの高めているようすが見られた。

なお本大会は、全国各地区並びに高体連などの代表チーム、男女それぞれ16チームが出場した。予選を6月18日(土)と19日(日)の2日間にわたり、日本空手道会館(江東区辰巳)において開催。そこで勝ち抜いた男女合わせて8チームが、7月22日の決勝・3位決定戦に進出した。

決勝・3位決定戦の模様は全空連公式YouTubeにおいて後日録画配信が予定されている。

【全空連公式Youtube「JKF CHANNEL」】
https://www.youtube.com/c/JKFOFFICIALCHANNEL

【結果詳細】

http://jkf.g-spo.jp/zenkata/

【大会結果】
<女子団体形>

[優 勝]近畿地区A(古瀬智菜、髙嶋弥世、古河蒼波、松宮千夏海=大阪学芸高校)アーナン 26.00

[準優勝]近畿地区B(福岡夢心、神㟢美桜、清水彩瑚、森璃音=浪速高校)アーナン 25.62
[第3位]関東地区A(本島里桜、中島風花、金古美優、吉本弥可=国士舘大学)パープーレン 25.14

[第4位]高体連A(戸張花音、宇都宮令菜、佐藤歌南、新城花音=埼玉栄高校)アーナン 24.20

<男子団体形>

[優 勝]関東地区A(梅山晟也=警視庁,梅山竣也=神奈川県警,本島照英=国士舘大学) ゴジュウシホショウ 26.12

[準優勝]関東地区B(井上晴喜,中澤昇龍,小林龍生,山本大希=埼玉栄高校)アーナン 24.94
[第3位]九州地区A(池田竜晟,島田辰夫,髙良蒼空=劉衛流龍鳳会) アーナン 26.06

[第4位]近畿地区A(盛下達矢,松村颯天,岡本朱良,若林寛斗=大阪学芸高校)アーナン 24.92

★記念すべき第1回大会!全出場チーム写真を7月23日発売のJKFan9月号にて掲載
https://www.champ-shop.com/SHOP/JKF-000-2209.html
★大会メダルマッチ詳報は、8月23日発売のJKFan10月号にて掲載予定

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