10月号(8月23日発売)の特集は、「天理大学空手道部 揺るぎないその伝統」(仮称)です。

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主将の橋本大夢選手

7月19日、10月号の特集取材で、奈良県天理市の天理大学空手道部(師範:門崎博臣、部長:岡本吏司、監督:田中千秋)を訪れました。

天理大学空手道部は、本年で創部67年を迎え、前全日本ナショナルチームコーチの中野秀人氏、現浪速高校・中学校空手道部監督の今井謙一氏、1999年第43回全日本学生選手権女子個人組手優勝の奥田優子氏、現全空連強化委員会副委員長の佐藤(藤岡)映里氏をはじめ多くの活躍選手を輩出。OB・OGは、特に指導者として、全国ひいては海外の空手道界において、その手腕を大いに発揮しています。

その天理大学、学連を含めいわゆる全国大会では、1997年の全日本大学選手権での女子団体組手以来長い間優勝から遠ざかっていましたが、本年6月の第1回全日本空手道体重別選手権大会男子個人組手競技-60Kgにて橋本大夢選手(4年生・主将、兵庫県立兵庫工業高校卒)が優勝。天理大学に久しぶりの全国優勝をもたらしました。

同部は、1995年に現在の田中千秋監督が就任以来、練習メニューのベースに大きな変化はないものの、ルールの変化やその時々の潮流に合わせて、監督・コーチのアドバイスのもと主将を中心に部員達が自主的に日々やるべきことを実践しています。

「例年、高校生の皆さんから天理大学を志望していただき、多くの部員が入部します。本学では特待制度がないなかで、関西で常に上位で活躍できているのは、学生の頑張りの賜物だと思います」(田中千秋監督)。

「今回の全日本体重別の優勝は、自分も含めて全部員が一つの目標に向かって互いに助け合い、補い合って、部が一丸となって進んできた結果と思っています」(橋本大夢選手)。

今年度は44名の部員が田中千秋監督、そして指導力に長けたコーチ陣のもと日々練習に励み、橋本大夢選手が全日本シニアナショナルチーム男子組手60kg級に、また1年生の笠谷純行選手が全日本ジュニアナショナルチームU-21男子組手+84kg級に在籍しています。

毎年多くの部員が入部し、文武ともに集中できる環境が整う天理大学空手道部を取材しました。

詳細は8月23日発売の10月号に掲載いたします。

主将の橋本大夢選手

田中千秋監督

取材日には天理大学OBの前田有弥さんが形の指導に訪れた。

天理大学空手道部の皆さん。

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