「第12回世界カデット、ジュニア&アンダー21空手道選手権大会」大会３日目、アンダー21の女子組手の予選～準決勝。
日本勢は、女子組手+68kg：寺澤紗良(中部学院大学)が決勝へ駒を進めた。持ち味の蹴り技が圧巻。初戦となった２回戦で、相手に１点先取されるも、残り時間１分での上段蹴りで逆転し勢いをつけた。その試合を６ー１で勝利すると、３回戦、４回戦と勝ち上がり、準決勝では、横に転身しながらの上段蹴りを決めるなどして６ー０で快勝！済美高校時代にユースリーグの経験があり、今回初の代表としての出場でメダル獲得を決めた。
今年のシリーズＡエジプト大会で銅メダルを獲得している女子組手-68kgの釜つばさ(同志社大学)。今大会も序盤から駆け引きの巧さ、高い安定感で勝ち上がる。準決勝でも地元トルコの選手を相手に１点先制するが、上段蹴りを浴びて逆転を許し、敗れた。
３位決定戦・決勝は30日に行われる。
また、大学生が占めるアンダー21で高校生ながら代表の座を掴んだ女子組手-61kgの齋藤綺良理(御殿場西高校)。昨年のアジアU21金メダリストのイランの選手に敗れ４回戦敗退だったが、１～３回戦では左右両方の構えを駆使し、攻防の技の多彩さを見せた。
【大会３日目（10/28）日本選手結果】
アンダー21女子組手-50kg：岡﨑愛佳(近畿大学) １回戦
アンダー21女子組手-55kg：小堂利奈(京都産業大学) ４回戦
アンダー21女子組手-61kg：齋藤綺良理(御殿場西高校) ４回戦
アンダー21女子組手-68kg：釜つばさ(同志社大学) ３位決定戦へ
アンダー21女子組手+68kg：寺澤紗良(中部学院大学) 決勝進出
【決勝はLIVE配信あり】※当初は３位決定戦も配信予定でしたが、決勝のみとなりました。
世界空手連盟(WKF)の公式Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=1LuTz5bd3ZY
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